2013/03/14 |
2012年度第2回学術技術交流会・夏季研修会報告 9月28日(金)・29日(土) |
2012年度の第2回学術技術交流会および夏季研修会を9月28、29日の二日間の日程で開催しました。初日の午前中に、大分県にあるバイオマス発電施設の日田市バイオマス資源化センターと(株)日田ウッドパワーを見学し、続いて午後に、地熱発電施設の出光大分地熱(株)滝上事業所と九州電力八丁原発電所を見学しました。翌日は、筋湯温泉にて、研修会を開催しました。(研修会出席:14名)
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1.施設見学 |
大分県にあるバイオマス発電施設2カ所と地熱発電施設2カ所の計4カ所を見学し、注目を集めている再生可能エネルギーの現状について、理解を深めることができました。 |
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(1)日田市バイオマス資源化センター |
生ごみ(家庭系/事業系)、豚ふん尿、農業集落排水汚泥をメタン発酵処理し、170kW×2台のガスエンジンで発電、残渣は液肥や堆肥として利用しています。
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全景(右がメタン発酵槽)
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液肥貯留タンク(黒)、手前は加熱殺菌槽 |
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(2)(株)日田ウッドパワー |
木質チップ燃料(専焼)の発電所。流動床ボイラ+蒸気タービンで12MWの発電出力を持ち、所内動力を除いた約10MWを電力会社へ売電しています。
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木質チップ燃料(搬入場)
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中央右が流動床ボイラ |
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(3)出光大分地熱(株)滝上事業所 |
大分圏内にある地熱発電所5箇所のうちの1つ。出光大分地熱鰍ェ地熱(熱水から蒸気)を供給し、九州電力が蒸気タービンにより27.5MWの出力で発電しています。
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熱水の生産井
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熱水輸送導管 |
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(4)九州電力八丁原発電所 |
日本で最大の地熱発電所。1号機と2号機を合わせて110MWの発電出力。蒸気タービンのほかに2MWのバイナリー発電もあります。
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気水分離器
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スケールのついた配管断面模型と掘削ビット |
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2.研修会 |
賢材研究会発足20周年に向けて、長時間にわたり活発な議論を行いました。20周年記念行事や今後の活動方針などについて、参加者から出された意見を参考に、今後、幹事会を中心に検討していくことになりました。
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研修会の様子 |
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