1. 「鉄道車両の材料技術開発の取組み」 
                          (公財)鉄道総合技術研究所 材料技術研究部長 曽根 康友 
                          鉄道用材料開発に関する最近の取組みのほか、車軸軸受に用いる潤滑油・グリースについて研究成果の紹介がありました。メンテナンス軽減を目標とした長寿命ギア油、電食防止を目標としたナノカーボン材料を含んだグリースなどを開発しています。 
                            
                          2. 「ナノ多孔質粒子を用いた真空断熱材の開発	−賢材研発、国プロのその後−」 
                          (株)LIXIL 技術研究本部 分析・評価センター長 井須 紀文 
                          賢材研究会メンバーが中心となって実施したマルチセラミックス膜新断熱材料の開発の研究成果を基に、北海道大樹町に住宅を建設し断熱効果等の実証試験を行った結果などの報告がありました。なお、2015年度の夏季研修会において実際に実験用住宅を見学に行く予定です。 
                            
                          3. 「建築物の構造ヘルスモニタリングに関する研究 
                              − 文部科学省 5ヶ年研究プロジェクトにおけるE-ディフェンス実験 −」 
                          清水建設(株)技術研究所 白石 理人 
                          鉄筋コンクリート造6層建物のE−ディフェンス振動台実験の結果を紹介しました。想定を超える地震への対処として建物の崩壊余裕度を推定する手法の確立及び事業や生活の継続と速やかな回復のための健全度モニタリング手法の開発に活用するための貴重なデータが得られました。 
                            
                          4. マグロ見学(近畿大学水産研究所)の報告 
                          積水化成品工業(株) 稲田 修邦 
                            (株)環境セラステクノ 水津 浩之 
                          昨年11月の第2回学術技術交流会で見学したマグロ養殖(近畿大学水産研究所)の状況を動画を交えて紹介しました。泳ぐマグロの姿は迫力がありました。 
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