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活動情報
2016/03/17
2015年度 特別企画(拡大幹事会)報告 2月25日(木)

 2016年2月25日(木)に、特別企画(拡大幹事会)として、先端農業技術に係わる3箇所を見学しました。(参加:16名)

1.佐藤農園

 神奈川県藤沢市の佐藤農園では、親水性高分子ゲルのフィルムを用いた新しいトマト栽培技術を採用しています。フィルムは下側の水と養分を上側に極少量通しますが、トマトは必至になって根をフィルムに吸着させ、その結果、たくさんの糖分やアミノ酸などを作り出します。試食させていただきましたが、とても美味しいトマトでした。なお、この栽培システムには、賢材研メンバーのデンカ株式会社が係わっています。

フィルムを用いたトマト栽培の見学

2.玉川大学 ミツバチ科学研究センター

 次に、玉川大学学術研究所ミツバチ科学研究センターを訪れ、中村純教授からミツバチに関する研究の変遷や研究活動についてご説明いただきました。新しい取り組みとして、ミツバチの農薬被害対策をはじめ、耕作放棄地対策による養蜂振興や養蜂分野でのIoT活用など、興味深い研究テーマについてご紹介いただきました。

ミツバチ科学研究センターの見学

3.玉川大学 生物機能開発研究センター

 続いて、玉川大学学術研究所生物機能開発研究センターにて、Sci Tech Farm(LED農園)と植物工場研究施設・宇宙農場ラボを見学しました。渡邊博之教授と宇佐美仁英教授から研究概要についてご説明いただき、LEDによりレタス等を栽培している植物工場や実験施設を見せていただきました。LEDの波長や強さを植物ごとに最適に制御することが重要であることがわかりました。なお、工場で生産されたレタスは、「夢菜(ゆめさい)」という商品名で小田急系列のスーパー等にて販売されています。

研究施設前での集合写真

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