清水建設殿のご協力により、清水・熊谷・東急・竹中土木・鴻池JV外環大泉シールド作業所の現場見学をしました。現場は東京都練馬区大泉にあり、研究会から22名が参加、地下鉄有楽町線・和光市駅で集合し現場にタクシーで移動しました。
当日の見学スケジュールは、以下のとおり。
・14:30〜15:00 工事概要の説明
・15:00〜15:20 インフォメーションセンターの見学
・15:20〜16:40 工事現場の見学(シールド構内、長距離土砂搬送ベルトコンベヤ)
・16:40〜17:10 質疑応答
見学では、大変暑い中、現場の原所長様、工事担当係員様から工事の概要説明、現場構内を案内していただきました。以下に本工事の概要を紹介します。
本線トンネル(南行)大泉南工事は、この大泉立坑をスタートし、井の頭通りまで約7.0kmの南行トンネルを構築する工事です。浅いところは地下4m、深いところは地下50mで様々な地盤をシールドマシンで掘削します。最新のシールド技術の要素を取り入れて集中管理を行い、掘削作業の大半を自動化しています。
また、シールドマシンで掘削した大量の土砂(1m掘り進むと学校のプール1杯分)を、供用中の外環道内に設置するベルトコンベヤを使って、和光市の仮置き場まで搬送します。その延長は約6kmにもおよび、土砂搬出の作業にトラックを使用せず、交通渋滞を緩和して、環境に配慮した工事を行っています。
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