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2022/06/22
2022年度第1回学術交流会 6月7日(火) ふじのくに地球環境史ミュージアム、(株)タミヤ
ふじのくに地球環境史ミュージアムと株式会社タミヤを6月7日に往訪しました。参加者は16人でした。
タミヤでは創業時の木製模型から1960年以降の数々のプラスチックモデルの展示を見学しました。プラスチックを成型する射出成型機や実物大のモーターカーも展示されており、見応えのあるとともにゆったりと寛げるスペースもあり、充実した時間を過ごしました。
ふじのくに地球環境史ミュージアムは静岡市郊外の駿河湾を見渡せる高台にあり、県立高校の校舎跡地を活用して2016年に開館した新しいミュージアムです。
研究員の方の説明を受けながら様々な展示を二時間ほどの時間をかけて見学しました。バックヤードを見学する機会もいただきました。数々の標本の多さに驚くとともに、ミュージアムには広い保管場所が欲しいことを理解しました。
その後、ミュージアムの研究員、そして賢材研究会の会員から学術発表の場を設け、質疑応答で意見交換しました。その後、静岡駅近くに場所を移し、研究員の方々と懇親・意見交換しました。
学術発表
(1)「分かりにくい生物多様性をわかりやすく伝えるには?」
岸本年郎先生(ミュージアム 昆虫分類学・生物地理学)
(2)「DNAから探る縄文時代の動物相」
岸田拓士先生(ミュージアム 進化生物学・分子遺伝学)
(3)「縄跳びギネス8重跳びへの挑戦について」
渡邉茂樹 東京製綱(株)
(4) 「南方マンダラと生物多様性 ―魚つき林の理を科学する―」
大原智教授(大阪大学)
賢材研究会 Ken-Materials Research Consortium